読書ノート「あやうく一生懸命生きるところだった」
今回読んだ本は
韓国で25万部超のベストセラーエッセイです。
★ワンフレーズででまとめる!★
「結果」のために耐える人生ではなく、「今」をしっかり楽しむ人生を送りたい。
この本を選んだ理由
普段あまりエッセイは読まないのですが、一時期(だいたい)どこの本屋さんに行っても、特設されていたので、ずーっと気になっていました。
しかも、このイラストとタイトル!
ありでしょうか…?!
パン○一枚履いているのかどうかさえもよくわからない男性の上に猫が乗っている表紙。
だけどズバン!と心の中に入り込んでくるタイトル。
強烈なイラストとタイトルですが、これだけ気になっているのは、私なりに一生懸命に生きてきた結果、表紙のような姿になりたいと心の中で望んでいるからなのだと思います。きっと…。本当にはなれませんが💦
心が動いたこと
「努力は必ず報われるわけではない」
努力してもどうにもならない、とか、努力した分の見返りがない場合もある一方で、努力した以上の大きな成果を収める場合もある。この現実を認めたら苦しみから少し解放される。
人間は生まれつき不公平に作られている。何事も頑張ればかなうなんて嘘だ。君の努力が足りないわけではない。
「人生に正しい正解はない」
人生に正解を求めすぎ、悩んで眉間にしわを寄せて、人生をコントロールしようと考えてはいけない。
答えを出すことだけに必死になって、問題を解く楽しさを忘れている。
そこまで深刻に生きるものじゃない。人生、正しい答えではなく、リアクションが重要。
「何もしない」とは究極の贅沢
自分の時間を欲しがっていたのは、何かをしたいからではなく、何もしたくないから。
1人の時間を望むのはそれだけ人間関係につかれているから。
1人の時間は治療の時間。
だけど、本当に独りぼっちなら寂しさを楽しむことはできるだろうか?一人の時間は帰りが約束された旅行。十分楽しんだら、そろそろ帰る時間。
これ、実践しよう!
今更ですが、自己啓発本だけではなく💦、物語やエッセイを読むようになりました。それも無理やりというより、よんでみたいなあと気持ちになって。
この本を読んで、そんな気持ちに拍車がかかりました。
人生は物語。結果ばかりを追い求めるのではなく、その途中を楽しむ人間になりたい。
高校生くらいまでは映画を楽しんだり物語を読んだりしていましたが、「時間がない」を言い訳に、自己啓発本ばかりを読んでいました。悪い時間では決してなかったのですが、それだけではないのかもなあ、正解ばかり求めるのが生きることでもないのかもなあ、という思いが。
物語を読んで、いろんな生き方があるんだなあと多様な人生を味わうことができる人間になりたいです。
それに時々、一人の時間を作ろうと思います。何かをするためではなく、なーんにもしないため。1日取ることはどうしても難しいので、せめて半日。宿泊しないで一日過ごせるホテルステイってないですかねー。探してみます。
まとめ
この本は名言集でした。その時の心の状況によって響くフレーズが違ってくるかも。それでも変わらないのは、
「結果のために耐える人生ではなく、今をしっかり楽しもう!」
この後の人生、この言葉を大切にしていきます。