「人生が好転する100の言葉」ひろゆき を読んで
勉強、仕事、家事、子育て、人間関係、自分なりに頑張ってきたのですが、どうも行き詰まっている・・・。
そんな時にこの本と出会いました。
ああ、もう少し「自分本位」で考えると、人生が随分と楽になるかもしれないなあ
「論破王」と呼ばれることも多いひろゆきさん。
どれだけきつい人なんだろう、と思ってYouTubeをみたら、
そんなに相手を言いまかすような発言はされていない。
フランスでお酒飲んで、視聴者から寄せられた質問にただただ答えている動画。
その様子を切り取られたチャンネルがたくさんあって、どれが一体ご本人が編集されいるものなのか私にはよくわからないので、
まああんまり切り取られていないようなものを中心に見ている。
たまに対談のようなものもある。
その時は大概聞き役にまわっている。
頷いたり、同じ言葉を繰り返したり、敬語で話したり・・・。
ごくごく自然に話されている。
そんなひろゆきさんが書かれた今回の本の全体的な流れはというと、
そんなに肩肘はって頑張らずに、自分本位で楽しい時間を過ごして死んでいく。
90%の人間て、そんなもんでいいんじゃないの?
と、僕は思います。
という論調がゆるーく流れているように感じました。
その章のタイトルを切り取ると、何がいいたのだろう?と思われがちなものもありますが、
読み進めたら、ああ、なるほどね、そういう意図で言っているのね、とタイトルと内容がストンと落ちます。
これまでの自分が大切にしてきたこと
①職場も家庭も人間関係を良くし、気持ちよくみんなが生活できる環境にしたい。そのために自分は人と人を繋ぐんだ、みたいな使命感を持っている。
②フルタイムで働いて、職場での役割をしっかり果たし、家に帰ったら家事、介護に勤しむ。自分の時間はこれらがひと段落した時代にやってくるだろう。
③何かを判断する時は、旦那や職場の人たちの意見をしっかり汲み取り、自分と相手のいいところを採用したものを選択する。
まあまあ、しんどい。
結局「自分本位」というものがあまりない。
それでうまくまわってきた気もする。周りは。
でも、仕事を休んだ時も、現場はうまく回る。
家庭は・・・、そうはいかない。
自分は・・・、この調子では体力、気力がもたなくなってきた。
生きる目的を追い続けて一生懸命働いた結果、自分の楽しさを味わえないなんて、残り時間がもったいない。
そうだ、結婚前はもうちょい仕事ばっかりではなく、
楽しい時間を作っていたじゃない。
カフェ巡りをしたり、
温泉巡りをしたり、
映画館で映画を楽しんだり、
写真撮ったり、
美味しいラーメン屋を探しまくったり、
アロマやパンの教室に通ったり、
下手でも服を作ったり、季節の料理を楽しんり。
そう大してお金がかかるものでもない。
けど、時間が必要。
何かを割り切ったら時間は作れる。
「自分本位」
これだな。
普通に生きていたら、そんなに他人に迷惑はかけない。
だからもっと自分本位になってもいいかも。
人生の残り時間の使い方、こんな風でもいいかもよーと思わせてくれる、わたしにはほっこりする本でした。