婦人之友社「かぞくのじかん」夏号で最後の1冊に。
15年間発行されてきた「かぞくのじかん」が60号で最後になることを知りました。
長女が生まれる直前、
本屋に立ち寄った際に手に取った本。
\ こんな暮らしがしてみたい。 /
そんな思いでいっぱいになり、ページをめくっていたあの日を思い出します。
▶子育てのヒント
▶暮らしのアイデア(掃除、料理など)
▶お金
▶自分の育て方
結婚し、子どもがもうすぐ生まれる。
自分にとっては未知であり、期待と不安に包まれた
新しい生活が始まる。
\ この本は私のバイブルになる。 /
そんな確信めいたものが沸き上がり、
すぐに購入をしました。
家に帰ってから、本に穴が開くかも!というくらい
何度も何度も読み返し、
気になるバックナンバーは取り寄せたり
最新号は必ず買ったり。
実践できること、
できないこと、
いろいろありましたが、
確実に私の子育てに寄り添う本となりました。
仕事に復帰すると・・・、
そんな暮らしから遠のき、
だんだんと本棚に飾られているものへと変化していきました。
作り置きができれば、暮らしが少し楽になる。
子どもの栄養も考えて食事を提供できる。
曜日ごとに掃除をする個所を決めていたら、掃除が習慣になる。
育休中はできていたことが一つ、また一つとできなくなっていきました。
そんな自分が嫌になり、
この本が私を苦しめている・・・。
なんて思う様に。
初めてこの本を手にした時、おなかにいた娘はもう中学生。
私はもうすぐ50歳。
暮しを丁寧に、もう一度、あの心地よかったあの本を読み返してみよう。
そんな思いに駆られ、アマゾンで検索したら
「最後の一冊」という文字が。
そうか、
月日が流れていたんだなあ。
これまでたくさんの本を買ってきました💦
本棚はすぐいっぱいに😂
もう読まないなあだと思う本は、古本屋さんに持ち込む私ですが、
この本だけはどうしても手放すことができず、
ずっと保管しています。
寝る時間もなく、どうしたらいいのかわからないことだらけの乳飲み子を育てた、
「あの時間の証のようなもの」
になっていたのかもしれません。
読み返すと、
今の私の生活スタイル(子どもの年齢、夫婦の年齢、親と同居など)には少し合わない部分もあります。
けれども、
このことって今の私だからわかるかも。
今の家族だからできるかも。
という発見もいっぱい。
きっとお姉さんの雑誌「婦人之友」の生活様式になっているのかもしれませんが、
ちょっと私には敷居が高い・・・。
だから、やっぱり、いつまでたっても
「かぞくのじかん」が私にとっては・・・
\ 生活のバイブル。 /
15年間、本当にありがとうございました。
優等生の私ではありませんでしたが、
この本に出合わなければ、
今の生活、今の自分はありませんでした。
・くらす
・そだてる
・はたらく
・わたしらしく
合言葉にして、人生の後半を楽しみます。