私のシンプルな幸せの作り方

家族とコーヒーとお菓子作りと自然が好き❤️毎日幸せを見つけたいアラフィフ日記

好きなことが「仕事」になるかどうか!?知りたい

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好きなことが「仕事」になるかどうか…、就職前の方、就労中の方は一度は考えたことがあるのではないでしょうか…。

私もあります。

何度もあります。

だって、仕事がしんどいから!

 

適職に関する本やテストなど読んだり調べたりして、自分を知ろうと奮闘した日もあります。

しかし、そこだけに全力集中するなんて時間はなく、どれも中途半端に終わってしまっています。

 

時間はとにかく待ってくれない。

仕事もとにかく待ってくれない。

子どもは当然!待ってくれない。

 

そしてようやく、50歳を目の前にしてわかったことがあります。

 

結局は今していることを「好き」になるしかない‼️と。

 

もちろん程度はあります。

パワハラを受けている、

仕事内容が自分の力より上位過ぎる「パニックゾーン」にあるものばかり、

といったことであるならば、我慢して「好き」になる必要なんて全くないと思います。

 

しかし運よく、今の私はそこまでひどくない。いや、むしろありがたいこともたくさんあるような気が…。だって体を壊すこともなく、毎日働いてお給料ももらっている。

 

問題は…、こどもには「好きなことで仕事をしてほしいなあ」と思い、さんざんそんな話をしてきたなあという点。

 

自分の好きなことってなかなか見つかりませんよね。

 

50歳前の私と10歳前後の娘たち。

 

これから人生が始まる子に「好き」と「仕事」の関係を聞かれたら、なんて答えようかなあ…なんて思っていた時に見つけたのが、養老先生。

 

www.youtube.com

先生の本は「バカの壁」「超バカの壁」など読んだことはありましたが、それ以降は少し距離をあけていました。読んだ当時はなんだかわたしにはしっくりこなかったんです、まだ。

先日大好きな同僚と本の話をしていたら、養老先生の「バカの壁」が面白かったと教えてくれました。

ああ、そうだ、養老先生。最近、そういえばYouTubeで先生のチャンネルがあった!どんな話をされているの見てみようと、と動画をクリック。

 

目からうろこ😭

 

いや、本当は気付いていたけど、それはなんだかなあと思い、目をつぶっていたのかもしれません。

どこかの大学?で、学生さんに向けて話されている動画の切り取りです。

何がメインテーマの講座なのかはわかりませんが、まとめると…。

  • 何かの仕事をする時は、たいていの場合ありとあらゆることをしなくちゃいけない。好きなことを仕事にしたいなら、やらなきゃいけないことを好きになるしかない。仕事を変えるのと自分を変えるのとどちらが楽?それなら自分を変えて、これが好きって勝手に思った方がいい。そうするとやらなきゃいけない仕事の中でも好き嫌いの好みがよりはっきりしてくる。ある程度腹をくくるしかない。好きな仕事をしようと嫌いな仕事をしようと結局は同じではないか?
  • 我々が生まれてくる前から「世の中」は先にある。だから世の中がそうなっているのは私たちのせいではない。とりあえず受け入れるしかない。みんな世の中に遅刻してきている。これが勉強をする際の最大のモチベーション。働き出したら、世の中に巻き込まれていく。例えるとすでに始まっているサッカーゲームに放り込まれた状態。ルールも体の動かし方もわからない状態で。遅れてきているから必死に追いつこうとする。後から生まれてきた人が中心になる。後から生まれてきたってことは前もってあることを知らなきゃいけない。何か足りないのは当たり前。後から生まれてきたんだから。やらなきゃいけないことをやるしかない。

今の仕事は自分が選んで進んできました。無我夢中で働きいてきました。時間がたつにつれ、自分の立ち位置(仕事だけでなくプライベートでも)や一緒に働く仲間、社会等の変化に対して悩み事がどんどん増えてきました。

この仕事は自分に合っているのか、

好きで始めたのに嫌になってきているなあ…、

このまま続けてもストレスが増えるだけ…

本当に続けていてもいいのかなあ。などなど。

でも結局、仕事だからやるしか仕方がない。

養老先生の動画を見て自分を振り返りました。

  1. 業務的に苦手なら、自分で好きになれる方法でアプローチをしてみよう。
  2. 苦手な人がいても、その人を変えるなんておこがましいから、自分が相手を見るときにかけているメガネを外してみよう。
  3. 先にその職場で生きてきた人間は後から来た人にルールややり方を伝えていかなきゃいけない。サッカーゲームのように。私はわかりやすい伝え方をしているだろうか?伝えもせずに理解してもらえないと嘆いていないだろうか。後から来た人(後生)が中心になるのだから、先に生きてきた人(先生)がそこのルールを後から来た人に伝える。そこからきっとまた新しいことは生まれ、次に来た人(後生)に伝えていく。だから、先に生きてきたものとして「伝える」ことを疎かにせずに、わかりやすく伝える仕事をする。

でも、本当はこうした作業がとても苦手…。

大切にしたい軸が互いに違う人に対して、

どうやったら伝わるのか、

「そこの部分は少しはわかるよ」と言ってもらえるのか、

いまだによくわかりません。

マニュアルや引継ぎ資料を求められることも多いのですが、文章でまとめることも苦手でを避けてきました。しかも作業的には時間もかかりますしね。

でも避けちゃダメですね。

苦手なこともやっていったら勉強になるし、好きな方法が見つかるかもしれません。

でもまあ、苦手なことばかりに時間をかけていては精神的にしんどくなるので、得意なことも生かすことにします。話すことが得意なので、地道に話をする時間も設けていこうと思います。

 

もうすぐ新年度。良い風がますます吹き込むように、自分なりに腹をくくって働きます。そうしたら、宝くじに当たらない限り幸せにならない、と言いそうな娘との会話も、また変わってくるかもしれません。答えはまだわからないのですが…。